研究概要
グリーントランスフォーメーションの一端を担う原子力エネルギーに関連した研究開発を行っています。革新炉開発や核セキュリティ研究に必要とされる核データの測定を東工大ZC研ペレトロン加速器や茨城県東海村にある大強度陽子加速器施設(J-PARC)で行っています。特に核廃棄物中に含まれるマイナーアクチニドなどの長寿命核種の中性子核データの測定を行い、長寿命核種を短寿命化する核変換システムの開発に貢献しています。また、放射線の医学利用分野では、中性子を用いたがん治療(ホウ素中性子捕捉療法)で必要とされる線量評価用の検出器開発を行っています。