gxi-vision-2050
GXI VISION 2050
GXI VISION 2050
社会的慣性を見越したアフォーダブルな移行でカーボンニュートラルを達成
Science Tokyo GXIではグリーン・トランスフォーメーションによるカーボンニュートラル達成を目指すにあたり,展開指針としてGXI VISION 2050を作成しました(エグゼクティブ・サマリー、本文(日本語)、本文 (英語)).ご一読頂き,ご意見を頂ければ大変幸いです.
ハイライト
「社会的慣性*を見越したアフォーダブル**な移行でカーボンニュートラルを達成」を主張点としてGXI VISION 2050を提示し,GX実現に必要なGX技術として次の3点を主張します.
(1)十分なゼロカーボンエネルギーの確保
(2)エネルギー貯蔵システムの合理的な大容量化と調整力の確保
(3)炭素循環によるGX強化
Science Tokyo GXIがGXI VISION 2050で提案するGX技術によるCN達成のエネルギー社会
*社会的慣性(social inertia):質量に比例する力学的な慣性とのアナロジーで,長期利用を前提としたインフラ,巨額な生産設備,複合的で総体的に巨大なサプライチェーンなど,様々な要因で急激な変化が困難なことを表す.
**アフォーダブル(affordable):手頃で十分受容可能な,の意味.単純に安価や導入のハードルの低さだけを追求しない姿勢のこと.