研究概要
単独のエリアでのマイクログリッドを配電系統を介して,常時はネットワーク型マイクログリッドを構成し,PVやバイオマス発電、小水力など地域資源をより活用できる。指定区域供給制度および配電事業制度の創設により、地域のエネルギーレジリエンスを向上させ、系統制約の強い地域でも再生可能エネルギー電力を活用できる。マイクログリッド内の電力貯蔵容量に余裕のあるときは、系統運用者にアンシラリーサービスを提供し、追加的な収益も得られる。各種のマイクログリッドの設計・運用の最適化を目指す。
図1:ネットワーク型マイクログリッド構成図
Fig. 1 Networked Microgrid Configuration