研究概要
GX BWR と名付けた負荷追従可能で長期サイクル運転可能な再エネ共生型の SMR の開発を行っています。自然循環可能な原子炉の下部に原子炉内蔵型再春館型ポンプ(RIP)を取り付け、炉心流量の変化により電気出力を300MWeから1000MWeまで可変として負荷追従運転を可能としました。船殻構造の原子炉建屋に格納容器冷却系と免震ゴムを取り付け、立地要件の地震や耐震評価を不要とし、現地工事期間を大幅に短縮しました。IAEA の SMR テクニカル会議で講演するとともに、東工大発ベンチャー GX ENERGY 社を創業し、複数の欧米の企業とNDA 契約を締結開始しています